
最近気候は変動が大きく、季節が行ったり来たりしていますが、元来日本の季節の特徴は、四季がはっきりしていることですね。
実は最近ひょんなことから、「連句」を始めました。今まで文芸には全く縁のなかった私ですが、はじめてみると、日本語の奥深さをつくづく実感します。
俳句はご存知のように季語を入れて詠みますが、春夏秋冬の四季もそれぞれ三季に分かれており、その季節全般に使えるものを三〜と言い、初、仲、晩、新年を加えると十七に分けられています。
初と晩はよく使いますが、三と仲は正直なところ知りませんでした。
三春(春全般)初春・仲春・晩春
三夏(夏全般)初夏・仲夏・晩夏
三秋(秋全般)初秋・仲秋・晩秋
三冬(冬全般)初冬・仲冬・晩冬
新年
の十七季です。

今は仲秋、白露(九月八日頃)から寒露(十月八日頃)です。

仲秋といえば、名月ですが、この辞書に載っている月には、
初月、新月、眉月、小望月、雨月、寝待月、更待月、、、、、、
凄いですね。こんなにもたくさんあるとは。
先月は、初めて連句の実作会に参加しました。また機会があれば連句について書いてみたいと思います。