先日、あるラジオ番組のポッドキャストで、
とても興味深いことを知りました。
アメリカ合衆国では現在、建国以来10年に1度の
国勢調査が行われているそうです。
ご存知の様にアメリカは移民の国です。当然、移民局には
すべての移民の記録が残っていて、自分たちのルーツが
わかるようになっているそうです。
そしてこれに関連して、アメリカのPBS(公共放送)で
「Faces of America」という番組が放送中だそうです。
その内容は、世界的チェリストのヨー・ヨーマ、
フィギュアスケート金メダリストのクリスティ山口、
映画女優のメリル・ストリープ等、有名人のルーツを探すという番組です。
自分のルーツをさかのぼることによって、自分たちのアイデンティティーを
確認できるだけでなく、全く繋がりがないと思っていた人同士が、
実は親戚だったと判明するということです。
アフリカ系アメリカ人の詩人で、大学教授のElizabeth Alexanderという人は、
実はイギリスのジョン王の子孫だったという驚きの事実が判明!
さらに、それぞれの人のDNAの分析をして、一体誰と誰が親戚同士かを
調べたところ、なんと、メキシコ系アメリカ人の女優Eva Longoriaと
ヨー・ヨーマが親戚同士だと判明したそうです。
人類の起源は、アフリカ東部の地域と言われていますが、
元をたどればまさに、人類は皆兄弟ということなのでしょう。
こんな話を聞いていると、国や人種で人間を
区別するのは本当に馬鹿げたことだと実感します。
そういえば、オバマ大統領の祖先と、ブラットピットの祖先は
同じだったという話がありましたね。
私のお粗末な英語力では詳しい事は読解出来ませんが、
この方のブログには
解説が出ていました。(感謝 感謝です)