前回の投稿からかなり時間が経過してしまいました。
コロナ禍も3年が経過し、日々の生活も様々な変化がありました。
当初リスクが高いと言われていた歯科クリニックですが、適切な対策をすれば
特に問題がないことがわかってきました。
さて、当院も今年で開院20年となり、中には開院以来ずっと来られている方もいらっしゃいます。
そのひとりであるCさんのこと。
以前はすぐそばの会社にお勤めで、主に虫歯の治療に通われていました。
転職されしばらく通院が途絶えたけれども、定期検診にはきちんと来られていました。
そんなある日、つめたものが取れたといらっしゃいました。
早速電子カルテで履歴を見ると、15年前に当院で治療したものでした。
当院では電子カルテを開院当初から導入しているので、過去の治療履歴もたちどころに参照できます。
お口の中を見ると、詰め物と歯の間に隙間が出来、そこから虫歯になっていました。15年も経過しているとこのようになる場合があります。
治療は虫歯を完全に除去し、型取り、再び詰めて完了です(全3回)
歯は神経をとってしまうと、どうしても寿命が短くなってしまいます。Cさんのこの歯はまだ神経を取らずにすみましたので、今後も長く健康な状態を保つことができると思います。
Cさん、次回の定期検診お待ちしています。